東京五輪マラソン札幌移転 マラソンとラグビーにとっての医学


岩手日報 2019年11月2日

国際オリンピック委員会(IOC)が暑さ対策を理由に東京五輪のマラソン、競歩コースを札幌へ移す案が発表されました。

その移転の理由となった暑さが体に与える影響について、医学的専門的見地はどうなんだろうと気になるところですが、その点についてはメディアではあまり触れられていないようでした。

IOCの発表に対して反論されてる方は、IOCと放映権持ってるNBCの金儲けのためだ、などの経済的な理由か、都知事に伝えるのが遅い、これまでの準備が無駄、札幌も暑い、札幌の景観が良くないなどの感情論がほとんどで、医学や環境の専門的な意見を引用することはほとんど見かけない感じです。

写真はそんな中で岩手日報で見つけた記事。

他には

指摘されている方もいますけど、メディアは東京五輪マラソンの札幌移転は許されないという方向に誘導しているように感じますが、医学の専門家からは札幌移転に評価している方が多い様子です。

札幌批判で違和感を感じたのは江戸っ子らしくないなというところ。江戸っ子のイメージといえば細かいことにこだわらない、金離れが良い、人情家、正義漢、といったところ。と思っていたら、たまたま見たテレビで立川志らくさん(世田谷区出身)が「江戸っ子なら札幌批判せず、むしろ札幌さん迷惑かけて申し訳ない、よろしくお願いしますと言わなきゃいけない」とコメントしてました。

東京圏で地方出身者は46.7%(国立社会保障・人口問題研究所)と約半分は江戸っ子ではないということなので、らしくないのは当然なのかというところです。

今回の賛否両論には近年の世界のスポーツ全般の急激な高度化が根底にあるような気がします。
この流れについていける人とそうでない人の二極化。

盛り上がったラグビーW杯見ても昔とだいぶ違って洗練されてます。メディカルを重視したゲーム中の対応、威厳のあるレフリー、ビデオ判定、ファンのマナーなど。

ゲーム中、脳震盪の疑いあればすぐに退場してメディカルチェックしなければなりません。昔は「魔法の水」と言われるやかんに入ったただの水をぶっかけて終わりでした。ラグビー、アメフトなど危険の多いスポーツは特に医学的な意見をすごく尊重しルールに反映しているようです。

野球もスタットキャストというシステムが導入され、メジャーでは投球の回転数、変化量、打球の速度、角度などあらゆるプレーが数値化できるようになり、それに対応した戦略がとられるようになりました。

過酷な条件の中、根性出して頑張る姿に感動したい、という昔ながらのノスタルジックな欲求。
新しい技術を追求しどんどん進化し続けていきたいという欲求。

日本の指導者も見る側もどちらに共感できるかで違ってきてるように感じます。
ラグビー関係者、陸上関係者の色々な方のコメントを聞いても、それぞれはどちら側が多いかわかります。

ラグビーは昔を思うと信じられないほど強くなりました。卓球、バドミントンなんかも強くなってきましたね。
マラソンは長い間低迷しています。野球は2009年のWBC優勝以来10年世界一になっていません。
スポーツの業界ごとの取り組み方の違いをみるのも面白いかもしれません。

マラソン、サッカーが行われる札幌、その他東京以外でも競技は行われます。それらを含め2020の東京五輪は今回のラグビーW杯のように盛り上がって欲しいですね。

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