2019夏 高校野球岩手大会閉幕



2019夏 高校野球岩手県大会決勝は花巻東高校が勝ち2年連続10回目の甲子園出場を決めました、おめでとうございます。

決勝戦、注目の大船渡高校の佐々木朗希選手は出場しませんでした。
体を気遣い将来のことを考えて出場を控えるのは納得できることだけど、もし怪我がないと仮定すれば、野手としてでも、短いイニングで投げるということもなく、全くプレーしなかったのは少し予想外でした。

特に「経験」するということについてです。
県大会決勝とか甲子園という特別な大舞台でプレーをするという「経験」は、たとえ代打や代走だけでも私のような凡人の元高校球児にとっては、とても貴重で今後の人生にもプラスに影響するかけがえのない財産になるんだろうなと考えてました。だから勝敗が決着したと思われる最後のバッターに、将来のためにも一人でも多く「経験」を味わってもらいたいとして代打を送ったりするんだろうなと。

今後も多くの大舞台を経験すると予想されるスーパーアスリートにとって、県大会決勝戦や甲子園という特別な大舞台でプレーするという経験は、今後の成長にもそれ程プラス作用はないし、たいした経験とはならない、ということなんでしょうか。あらためて一般人との物凄い差を感じたし、すごさを実感しました。

全くゲームに出ず、ベンチで悔しい思いをする方がかえって成長にプラスになるという考え方もあるんでしょうね。
今回の判断は医学的見地を中心に、様々な意見を総括して出た結果なのでしょうが、大船渡高の決勝での選手起用、試合運びを見ると少し違和感を感じる部分もあり、全く個人的な考えだけど、監督は誰かに何かを無言のアピールをしているようにも感じました。

今回のような判断に迷うものは会社の経営や普段の生活でもありますね。自分は判断するものが数値にできれば一番比較判断しやすいので出来るものは数値変換したいと思ってます。それでない場合は感情も絡んだりしてなかなか判断するのに時間かかったり、本当疲れます。こういうのは早くAIで解決できるよう期待してます。

残念だったのは大船渡の出した四死球が7つ。花巻東は無四球と堅実で素晴らしい。スコア見なくてもこれを聞いただけでどちらが勝ったか分かる程です。
まず「野球」するにはストライク投げられる投手を作るべき、ということは佐々木選手起用問題と同じほどに結構な問題だと思うんだけど、言ってもあまりピンと来る人もあまりなく、現況も四死球多発試合は減ることもなく、ピーター・ティールのいう「ほとんど賛成する人がいないような大切な真実とは、何だろうか?」という質問の個人的な答えの一つにしたいと思います。

選手ファーストのため、ダルビッシュ有選手が言うように春の大会をやめて夏の予選を5月からする、というのも良さそうだし、地域ごとのリーグ戦にするというのも面白そうです。球数制限するのも賛成です。
結局はそっちの方へ変わっていくのだから素早く変革していって欲しいとこだけど、官僚主義的組織ではだいぶ時間かかりそうですね。
スティーブ・ジョブズみたいな人がトップなら「今すぐ変えろ」と周りに無理難題を突きつけて突っ走りそうなんだけど。

今年も一視聴者として楽しませてもらいました。選手の皆様に感謝です。

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