ケアマネージャー と柔道整復師
同級生が埼玉から帰省してるというので飲み会に参加してきました。
その同級生はケアマネージャー(介護支援専門員)の仕事してるんだけど、このたび3人のケアマネで会社を立ち上げ独立したとのことです。
ケアマネが独立するとかあまり聞いたことなかったので少し驚きましたが、これはおめでたい、是非とも頑張ってもらいたいです。
ケアマネといえば、柔道整復師の専門学校行ってる時、柔道整復師もケアマネの資格も取れるとは聞いていました。
受験資格を得るために確か実務経験が5年必要で、「結構長いな」と思った記憶があります。介護の分野に進んだら取得してもいい資格なんだろうなとは思ったけど、それっきりあまり考えたことはありませんでした。
今回ちょっと気になったんで、あらためてケアマネの受験資格を見てみると、
①特定の国家資格を保有している人 と
②介護施設などで相談援助業務などに従事している人 があり、
柔道整復師は①にあたります。
そしてそれは、「これらの国家資格に基づく業務の実務経験が通算5年以上であり、従事した日数が900日以上であれば受験資格を得られます。」とあります。
とういうことは、介護分野の経験ではなく、国家資格に基づく業務、すなわち自分の場合は柔道整復業務でOKなんですね。整形外科で14年、国家資格である柔道整復業務をしてきた自分は受験資格があるじゃないですか。
介護分野の実務経験が5年必要だと勝手に勘違いしていました。それは②の方々なんですね。
少し前、柔道整復業務でも整形外科に勤めていたら実務経験とは認められない、という謎の規定で保険扱える資格与えられず整骨院開業をあきらめていたところだったので、この実務経験の解釈の違いに少しびっくりです。
医療系機関に勤めて5年以上柔道整復業務した柔整師は、整骨院で独立は難しいけど、ケアマネはいけるというのはちょっと考えもしなかったです。
政策的にも整骨院開業するよりスポーツや介護や、他の分野へ行くようにと誘導しているようにも見えます。
柔道整復師業界の歪みが出てきてるように感じますね。投資では「歪みあるところにチャンスあり」とも言われますけど、これはまた別の話しになってきますね。
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